2009年08月29日

汚れた英雄

発売日:2004-09-24
あまなつShopあまなつで見る同じレイアウトで作成



汚れた英雄 通常版(DVD) ◆20%OFF!

なんかふと観たいなーとかって思ってたらGyaOで見れた。
GyaO内にコンテンツ選定のツボが同じ辺りの方が居らっしゃるようだ。

でもこれ映画が観たいというか、音楽が聴きたかったんだよな。
ローズマリー・バトラーの。

ローズマリー・バトラーといえば幻魔大戦はファイブスターと同時に納得のBD化だけど、


【20%OFF!】幻魔大戦 Blu-ray 【Blu-ray disc 専用】 【発売日お届け!2009年11月27日発売】


【20%OFF!】ファイブスター物語 Blu-ray 【Blu-ray disc 専用】 【発売日お届け!2009年11月27日発売】

こっちの楽曲とか埋もれたら勿体無いよなあ。

おもむろなOPから歌は聴けるんだけど、楽曲作るのにも金掛かるからとはいえ、本編では散々かけ過ぎな位だな、今見るとしつこすぎ。

で、ツカミと終盤で外せないのが小学生心にも残るほど
伊武雅刀が演じるレース実況の浮いてる演技(W
「いえー」とか「えぶりばでぃーりっすん」とか酷いにも程がある(W

そういえば小学生でもこんな映画当時は見てたんだなあ。
角川文庫目録とかにも平気でこれの原作とか載ってて、
厨房時代に神保町の1冊25円の古本屋で全4冊を100円で買った。
この映画は流石に内容は小学生向けにもイマイチだけど、
大藪春彦の原作の方は凄まじく「真っ黒」な「男の世界」で面白い。

日本敗戦後、戦災孤児である北野晶夫が強靭な体とメカニックテクニックを持つレーサーとして、また、美貌を武器として、資産家の娘達との関係までも利用し、資金や社会的な地位を得ながら、世界を相手に闘いのし上がって行く話。

欲しい物を手に入れるためには手段を全く選ばない、正に「汚れた」主人公なので、今日日だとフィクションなのに鬼女が読んだらクレーム来そうな内容?

大藪春彦は、小説が書かれた40年後の日本では「草食男子」なんて言葉ができるなんて知らないで亡くなってよかったかもね。

おとなしい男の子達や、くたびれたオッサン達は大藪春彦とか読まないというか知らないんだろうなあ。

さて、いつもながら原作と殆ど関係ない例によっての角川映画の話に戻る。

そういえば奥田栄ニも出てたな。

ポケバイ懐かしい。


【組み立てキットで作る楽しさ】ポケバイイーグル MT30RCGP 08モデル

会社経営者の息子だった同級生が持ってて、小学生時代に一度だけ乗ったことがある。
(思い出してもみると、あいつ、そのまんま生きてるスネ夫だったなあ。
社長の倅なんて何人も友人にいるし、流石にこの年になれば政治家の息子も知人にいたりするけど、
勉強もスポーツも全く秀でたところがなくて、あれほど親の資産だけしかとりえがない嫌味な子供ってのはアイツだけだった)

昭和だからBMWもベンツもブクブクに太ったゴツイデザイン。
外車有難がってた日本人だが、企業の経営内容としてはまあ今のザマが全てを物語る。
価格が高いものほど価値があって維持されるとかってのは幻想だ。

コンクリ打ちっぱなしの部屋とかも流行った!
大工の孫から言えば日本みたいな湿気の多い国でそんな所に住んだらカビだらけの環境で生活することになるだろうことを請合う。

ボトル形状で一発で見ればわかるが、ペリエが意図した出し方で映ってる。
(なのに製氷機で作った四角い氷を入れて飲んでるのが笑えるのだが)


南フランス生まれ! カクテルにもぴったりの「天然発泡水」ペリエ 750ml×12本

水道からの水を飲まず、水を買う欧米文化を猿真似するのもこの辺からだなあ。
あいつらの環境ではアルカリが強くて硬すぎたり、汚くて飲めないとかだし、
ワインやビールの方が水より安いって生活環境とかもあるから「水は買うもの」なのに。
日本みたいに嘗ては綺麗な水が大量に安易に入手可能な環境では正に「湯水のごとく」な事を理解しないで欧米猿真似を闇雲に考え無しにしてきた敗戦国の思考停止日本人も昭和TVで多く垣間見れる。

敗戦から高度経済成長、バブル。
今の年寄り達が欲ボケに人格形成されてるのは自明だな。

浅野温子も全然違う「顔」で出てる(W
バブル期にダブル浅野とか言われてた時期と同一人物に見えません(W

それと、子供の髪型、アフロ(W

流行り廃りの栄枯盛衰。
流行に合わせる人間の手間隙と金をかけての黒歴史形成。
随分と刹那的な上に積み重ねとしては空っぽだねえ。

でも出演といえばバイクスタントで平忠彦が出てて流石の走りを見せてくれてる!

バイク車載カメラ映像とかがなかなか観れない当時の鈴鹿サーキット上とかへタイムスリップさせてくれる。

これ当時どうやって撮ったのかなとかがずっと映像見ながら気になってた。
フィルムカメラなんてデカイ物をバイクのフロントに付けてやるしかないんだけど・・・
ビデオ機器も時代時期的には既にあるけど、当時は逆に大きくて重い筈だし。

三台のバイクの並走に車で横付けしながらチェイス撮ったり、

一番感心したのは、バイクが転倒したあとの爆発炎上スタントを1カットの形でやってのけてること。
あれ数十年前の記憶だとバイク転倒のみかとおもってたから、結構感心した。
リモコンでの発火と、炎上用のガソリンくっつけた形でバイク運転して、それなりの速度で走った後コケるってのは相当勇気が必要。
スイッチ入れる人もコケた後のドライバーのすっ飛んでく方向とかがまずいと着火とかできないし。
劇場版ストーリーとしての筋書きをつまんだ形ですらないシナリオはまあ何だが、あのカットは価値ある。

原作はアンチヒーローものやピカレスクロマンともまた違うのだが、
戦中戦後の人間的な汚なさと、欲望に任せたのし上がりフィクションとしては面白いので、
草食男子クンだの大人し過ぎて逞しさに欠ける中高生男子には大藪春彦はオススメ。


大藪春彦 野獣BOX

posted by wolf_howling at 17:25 | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック

最近の記事