2010年08月21日

合法的な「歌ってみた」と曲の持ち主

VocaL@ntis~初音ミクがランティスのネ申曲を歌ってみた~
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また楽天ブログスタッフがたいして意識もせず紹介してると思しき作品から色々と考察してみる。

【ペン】ローリンガール【叩いてみた】


まず「演奏してみた」系動画は、ニコ動が楽曲の著作権管理団体に利用料を払ってるので、それらの団体の著作権管理曲は

「自分で演奏してみた」
「自分で演奏して歌ってみた」

は合法的にアップ可能となっている。

>ニコニコ動画におけるJASRAC 管理楽曲の権利処理について
http://info.niwango.jp/news/pdf/2008/20080401_2.pdf

一方で、アーチストが歌っている楽曲の上に自分が歌ったものをオーバーラップさせたり、自分で演奏してないカラオケは「違法アップロード」になる。

(でも、みかじめ料さえとれてれば、著作権管理団体を自称してる連中はこれらの動画を取り締まってる様子は無いけどな。

ボランティアのオーケストラには金よこせって言ってる割に、何の著作権も守ってねえ。

>無料公演なのに「著作権料を」 JASRACにオケ当惑
http://www.asahi.com/culture/update/0721/NGY201007210024.html

カスラックには「著作権協会」って名称使わせるべきでない。

みかじめ料を楽曲作者は既に他界されて50年以上経過して著作権自体が失効した楽曲を演奏している著作隣接権の保持者自身ににたかるとか存在意義否定超えて害悪。

しかも、国内の様に簡易に課金できない=自分達の儲けが手間の割に及ばない海外無断配信などには著作権管理を実質放棄してるし。

(ゲーム会社や出版社達は被害額が見過ごせなくなったから動き出して、
例え犯罪者が中学生でも逮捕って対応してるけど)

一体、誰のための何の組織なんだよ!


「MySpaceカラオケ」や「Live Club」というサービスは合法的にカラオケで「歌ってみた」が可能なサービスだ

>MySpaceにカラオケ機能 「歌ってみた」動画の公開も
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0903/30/news038.html

http://karaoke.jp.myspace.com/

http://www.liveclub.jp/

賑わってる様子が少ないのはニコ動のようなユーザー数やメディア露出がないからなのかもしれないけど、こっちならカラオケで歌ってみたでも「合法」

結局、ニコ動ユーザーでも、東方とか初音ミクが殿堂入りチャンネル扱いなのは、
ユーザー側も著作権違反=違法行為には警戒しているから、ある程度版権がユルくて利用しやすいものが逆に賑わったという事の象徴だと思っている。

とはいえ、あくまで「ユルいだけ」で、何でもありなんかじゃないことを誤解してる連中も多すぎるけど。

で、この演奏してみたは初音ミクの楽曲にのせてのオーバーラップしてるものだけど、大元の音源はこの人のペンで机叩いてる人の打ち込みじゃないよね?

初音ミク オリジナル曲 「ローリンガール」


現実逃避Pことwowaka氏、作詞・作曲のオリジナル曲だ

サイトでoff vocal版もDL配布されている
http://hinichijourecords.com/music/rollin.html

ピアプロにも掲載され、DLした人やカバーした人がメッセージやコメントを残している
http://piapro.jp/content/oxbdzzrokaaqzcwp

ライセンス条件は「非営利目的に限ります」とのことで、これも問題がない。


が、ちょっとここに引っかかってしまった。

「ローリンガール」は

「EXIT TUNES PRESENTS Supernova2」Album ver.収録 


Exit Tunes Presents Supernova2 【CD】

「EXIT TUNES PRESENTS Vocalogenesis feat. 初音ミク」収録 


■スリーヴ仕様■V.A. CD【EXIT TUNES PRESENTS Vocalogenesis(ボカロジェネシス)feat.初音ミク】10/5/19発売

とのこと。

Exit Tunesレーベルってことはポニーキャニオン傘下のクエイク株式会社が出してるって事までは解るんだけど、CDとして売る以上、後付けだけど営利目的利用でリリースされる著作物に変わっちゃうんじゃないの?と。

クエイク代表の加藤和宏氏のスタンスはニコ動ユーザー目線寄りらしいけど
http://www.musicman-net.com/report/34/index.html

この曲の著作権管理しているのって何処?とか個別楽曲についてはユーザーは解らないし、いちいち調べたりも普通はしないだろう。

そして、JASRACの作品データベース検索サービスで調べると「ローリンガール」はジャスラック管理楽曲なんだよなこれが。

てことで本来の著作権者である側が非営利目的で公開してても、著作権管理団体側がビジネス観点で動くと、ボランティアのオーケストラに金よこせって言ったのと同じで、ある日突然に通報逮捕されるとかって可能性は結局、払拭できないんじゃない?

だって作詞作曲、歌唱演奏しているアーチスト自身にも「利用するなら金払え」ってカスラックは言うんだぜ!

ユーザー側といえば、漫然とニコ動が著作権管理団体に金払ってるから大丈夫とか誤解するどころか、そういう意識すら無いと思うんだよな。

中国人の海賊版の下手糞な絵とか造型見てネタ扱いしてたりもするけど、この有様じゃあ日本人だって著作権意識とかについてはある意味で同レベルじゃねえの?

刑法全て知っているいないなんて関係なく犯罪者ってのは捕まえられるものだし。

この点、黒字化したと言いながら、実質は厳密に言えば多くが著作権侵害コンテンツである「歌ってみた」「踊ってみた」「描いてみた」の塊の「やってみた」というカテゴリを意識して作っているニコ動のスタンスの問題もあると思うんだよね。

つーか、他所のMyspeaceだのはカラオケがOKになってるんだから、ニコ動もちゃんと対応して「きれいな体」にさえなれば、誰も何の不安も無く「歌ってみた」「踊ってみた」や、オーバーラップで「演奏してみた」が出来るのと違う?

でも、自浄作用なんてものは信じられないから、何らかの問題が起きて、外圧で変わるとかしかありえないから、誰かしら犠牲者が出て問題発覚みたいな泥縄になる可能性もあるんだよね。

Ustreamも7月に管理団体と結んだ契約では結局、カラオケや他のアーチスト楽曲をBGMに使うのはアウトなので
http://www.softbank.co.jp/ja/stc/group_sup/20100706_01.pdf

前科者になりたくない人は場所を選ぶ事が必要


CD EXIT TUNES PRESENTS イケメンボイスパラダイス -私立望華高校 歌ってみた部-[ポニーキャニオン]《発売済・取り寄せ品》

EXIT TUNES PRESENTS 神曲を歌ってみた 2 ジャケットイラスト:ゆのみ
EXIT TUNES PRESENTS 神曲を歌ってみた 2 ジャケットイラスト:ゆのみ

posted by wolf_howling at 04:44 | TrackBack(0) | 自由なモノ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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