2012年03月29日

井沢元彦のせいでテレビの歴史を調べる羽目に




電子書籍BookLiveの3月分の試読をしてみたのだが、その中に井沢元彦の「逆説の日本史」があった。
書籍名は知っていて、なんとも超懐かしいというか、とんとメディアで見かけなくなった「あの人は今」な作家の名前だなと思いつつ、
書籍自体は直接は読んでみていなかったので、眺めてみたのだが、

信長の説明の為に、

「テレビを使って放送事業を始めたのは誰か?」


という問いかけをしている。

そして番組制作費を捻出する民放の広告ビジネスモデルの話となるのだが、

「そのシステムを考え出したヤツはまぎれもなく天才である。
 ところが、その天才の名を皆が知っているかといえば誰も知らない。
 筆者は昔テレビマンだった。その私も知らない。そして私の知る限り、当時勤めていたテレビ局でも、知っている人は居なかった。」


挙句に

「これはテレビ発明以前にはなかったシステムである」


とか言ってる。

瞬時にお笑い種の文面だと判読できるのに、

よくもまあこんな知識のない人の言葉なんかを有難がるオメデタイ連中が昔は大勢居たんだなーと鼻で笑った。

そもそも「テレビ発明以前」には「ラジオ放送のシステム」があって広告ビジネスモデルの民放やってたとかガキでも解る筈。

更には新聞社、雑誌社が購読料金を取った上で広告掲載ビジネスモデルを組み入れて収益に採用してただろ。

流石は元テレビマン、オツム大丈夫?


だが、知識の無い人は放置しとくにせよ、
逆に、じゃあ世界初の民放テレビ局を開いたのは誰だかが気になった。

ということで、駄文を読むのをやめて、ググるのだが、
日本人はグローバル視点よりもあくまで日本の世界初優先で俺が欲しいまともな結果がなかなか出てこない。

結局、辿り着いたのはWikipedia周辺。

1926年にNBCがラジオ局として設立。

1941年7月1日に世界初のテレビ放送開始なのだが、
そのテレビ放送自体ははCBSと同時に開始している。

CBSのラジオ開局はNBCより1年遅い1927年でアーサー・ジャドソンが設立した「United Independent Broadcasters」がCBSの起源らしい。
Wikipediaを見る限りでは広告が集まらなかったりで開局直後は相当苦労したらしいな。

http://ja.wikipedia.org/wiki/CBS


でも、National Broadcasting Company側の創立者は俺のつたない英語力では調べるのが面倒になった。
http://en.wikipedia.org/wiki/NBC

まー歴史に不満を抱くのも疑うのも他人に迷惑かけない分には自由だろうけど
書籍になってることだのに何の信憑性もねえから、鵜呑みにしないで複数ルートで裏を取るのは情報取得の基本。

というより、読み始めて出だしの数ページで「何コレ?」って失笑モノレベルを
10年も連載だの書籍化して販売だのって、出版てものがどういう事かよく解る。
著作隣接権だの以前に編集だのがまったく機能してない証拠じゃないの小学館?(苦笑

まー所詮ゴシップ誌の週刊ポストレベルって事だな。

出版大崩壊 (文春新書) [新書] / 山田 順 (著); 文藝春秋 (刊)

posted by wolf_howling at 03:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | メディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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