2012年12月18日

『中の人などいない @NHK広報のツイートはなぜユルい? 』

中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい? [単行本] / NHK_PR1号 (著); 新潮社 (刊)
中の人などいない@NHK広報のツイートはなぜユルい? [単行本] / NHK_PR1号 (著)...

>NHK_PRさんが ユルくなかった4日間 - ほぼ日刊イトイ新聞
http://www.1101.com/nhk_pr/2012-12-17.html

これインタビューアー側が311の件だの諸々を知らなすぎる気がするけど、そういうキャラ設定での説明インタビュー?
NHKだけに情弱の「はに丸」とかが聞き手で話が進むみたいな(苦笑

懐かしのこども番組グラフィティー ~教室のヒーローたち~ [DVD] / 泉麻人 (監修)

とはいえ、俺もNHK_PRさんをフォローしたり、ムカついてリムーブしたりとかやってるとはいえ、俺が気になりだしたのはリアルタイムでは「さかなクン」「さんをつけろよデコ助野郎」騒動から位かな。

さかなクンの水族館ガイド (このお魚はここでウォッチ!) [単行本(ソフトカバー)] / さかなクン (著); ブックマン社 (刊)

これで結構、ヲタ系のネタにそれなりに強いNHK_PRさんだがAKIRAを知らない世代なのかなと邪推。

AKIRA 〈Blu-ray〉 / 岩田光央, 佐々木望, 小山菜美 (出演); 大友克洋 (原著); 大友克洋, 橋本以蔵 (脚本); 大友克洋 (監督)

だから修造Botとバトルしてたりは知らなかったよ。

松岡修造の人生を強く生きる83の言葉 [ 松岡修造 ]

で、特筆すべきはやはり311の対応で、これこそリアルタイムで感動したというか、変わったユル目のネタ提供アカウントだと思ってたNHK_PRが、国民から受信料を強制徴収している組織や放送という壁すらも打ち壊した瞬間だったと思う。

既得権益にしがみついて献金目当ての政治家や、天下りや接待目当ての役人や、ザマーミロ的に現状斜陽となった電気機器メーカーと結託して国民に地デジを強要したクズどもがテレビ関係者で
ネットを最初は見下し、次に警戒し、そして自分の立場の危うさに気づいてからは恐れ、disりまくりながら融合をだのぬかしてる連中が放送畑ってのは実体験からも知ってるわけだが、

この時も「著作権は?」だの批判ツイートしてた連中も相当数が居た。
(時間があれば検索して引用してアカウントとツイートを晒したい位)

「人命がかかってんだから、時と場合によるだろがバカ!
人命が失われた後でとりかえしがつくのか!」


と、粗暴粗野な俺ならいいそうな程だ。

つーか当時は下記のまとめを見て

>地震時にNHK放送のUST再送信を独断許可! @NHK_PRの中の人の、超かっけー判断とアクション
http://togetter.com/li/110472

こう呟いてた。

>チクタクさん英断もだが、大元の中学生の行動は著作権如何のと叩いた大人よりマトモ。事態が事態だろ!法律には緊急避難てのがある


で、その後にUstやニコ生とかにNHKはじめ民放がノロノロと対応をするんだよね。

誰が人のためを考えているのか、そして行動したのかが明白な結果ってのがこういう時に出る。

国民置いてきぼりで自分だけ逃げて消息も一時不明になる政治家や
社員置き去りで真っ先に建物から逃げ出す企業経営者とかは
社会的には孤立する形になっても仕方ないと思う。
権力と用途が噛み合ってないもの。器じゃないってやつ。

それと、書籍内の人物は様々な人を合成してあるキャラクターだと説明があるが、NHKのエンジニアの

「あなたは何も心配することはありません。あなたは正しいことをしたのです。」


の言葉の前半がぐっと来る。これはなかなか言える台詞ではない。

何、この漢らしさ!懐の深さ!安定感!

肝心なときに黙って逃げ出す政治家だのと全くの逆!!!

経営責任者と肩書きだけはつけながら、リストラ対象は給与を何分の一しか貰ってない側に押し付ける責任転嫁。

責任と権限はセットだろが、人間の屑!

そしてNHK_PRさんの

>私の独断なので、あとで責任は取ります。


こういう姿勢は人に指図しようとする政治家や経営者にはない。
他人を利用して自分の利得を優先しようというやつほど権力に固執して責任からは逃れようとする。

そういえば、ツイートの断片を見る限りは男だと思ってたんだけど、
書籍の中では明らかに女性で、ツイート側もそうも受け取れなくもないかなとも思った。
表紙のイラストで時計頭の下の服装は女の子っぽいし。
まあ「中の人などいない!」って主張らしいけど、インタビューだのは受けてるしねえ。

それから、この書籍でNHK_PRさんはTwitterをソーシャルメディアでなくコミュニケーションプラットフォームであるというスタンスで使用しているのが特記事項だと思う。

俺はメディアであることは否定してはいけないとも思うのだが、

TwitterもFBもフォロワー何人。イイネを集めるだので、金の力で増やしたりだのする事すらも、カビの生えた広告代理店のバカどもが大喜びして推進しそうな有様だが

>Twitterのフォロワー数をお金で買った人を見破るFake Followers Check
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/12/18/14354

スパムや不正行為そのものだから!

FB成功事例とかいって、広告やポイントやクーポンでイイネ稼いでるブランド企業と、それを記事やセミナーとして取り上げるメディアとか、何処もソーシャルじゃねえじゃん。マス広告のキャンペーンと同じだろ。馬鹿なの?

で、大量のフォロワーがついたアカウントってTLなんてちゃんと追ってる筈ないよね!
(まあその辺は全部に目を通せなんて事もないユルさがTwitterの良さでもあるんだけど)

テメーの言いたいことだけ言ってオシマイじゃあ、新聞や出版や放送っていう一方通行マスゴミのやり口と何ら変わりない。

そもそもマスコミっていうけど放送は「放って」「送る」だけで、コミュニケーションしてねえじゃねえかと。

少数精鋭って言い方もなんだけど、ソーシャルグラフは量より質、数より深度だと思う。

よりつきあってて楽しい、心地良いなり、とある事に詳しいなり、正しい情報が早いなりって人と高いレベルで「深く」繋がっている事に価値があって、
烏合の衆と細い線でぐちゃぐちゃ絡んでても個人は意味ないんじゃないの?

それとブーム便乗して結局、ソーシャルアカウントを上手く使えないか放置してる企業が多い一方で
炎上にビビってる企業がやたらとあるけど、

ソーシャルメディア炎上事件簿 [単行本(ソフトカバー)] / 小林 直樹 (著); 日経デジタルマーケティング (編集); 日経BP社 (刊)

基本的に元々不誠実だったり問題行動の多い人間(内部の人間含む)と普段から関わっている結果が問題発言やステマだの嘘がバレる事での炎上であってコンプライアンス的に「朱に交わらなければ赤くならない」事が重要だろうと。

そして見ざる聞かざる的に情報やコミュニケーションを断絶してしまう事の方がソーシャルやWebがアタリマエの社会において危険だろう。

エゴサーチを黙々としてる社長もいやがるが(苦笑
ブランドやプロダクトに対してソーシャルリスニング、傾聴は企業ならやっててアタリマエ!

グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略 (Harvard Business School Press) [ハードカバー] / シャーリーン・リー, ジョシュ・バーノフ (著); 伊東 奈美子 (翻訳); 翔泳社 (刊)

人と関わらなければコミュニケーションのとり方は永遠に学べないからコミュ障のままだし、
不誠実な奴らとは距離を置くためにブロックすればいい。

人を見る目って話にまで行きそうだが、便利なツールも出てきそうだ。

>ツイートの“ウソ”と“ホント”を見分けるアルゴリズムが86%の精度まで完成
http://jp.techcrunch.com/archives/20121217tweets-need-a-credibility-rating-and-this-lie-detector-algorithm-could-help/

信用できるツイートは次のような性質を持っている

長いアップデート
URLがある
フォロワー数の多い人のツイートである
否定的(〜批判的)な語調
ののしり言葉(“くそっ”など)がある
ネガティブな顔文字(:-( など)が多い


マスゴミがまだ蔓延っている世の中では3つ目は条件としてNGだろ。
有名な事と誠実な事は論理的に何の関連性もない!

後半の3つは我ながら当てはまってるとも思う。

詰まるとこ、世の中なんて問題だらけなんだから、ホントは怒りたくない俺でも怒り続けなければいけないし。

金もらってやたらと商品褒めてた誰かさんのステマブログなんてのは信用に能わないってのは解りやすい話だ。

こちらの辛口レビュー書いてる側は無料デバッグみたいなもんだしな。

ともあれ、個々人で楽しくツイートしている方々はそうでもないかもしれないけど、
企業や公式アカウントの「中の人」は必読の書籍かもね。

中の人 ネット界のトップスター26人の素顔 [単行本(ソフトカバー)] / 古田雄介 (著); アスキー・メディアワークス (刊)
中の人 ネット界のトップスター26人の素顔 [単行本(ソフトカバー)] / 古田雄介 (著);...

posted by wolf_howling at 19:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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