2013年08月04日

劇場版 ゴルゴ13 (1983年)

ゴルゴ13 劇場版 [DVD] / 瑳川哲朗, 納谷悟朗, 藤田淑子, 武藤礼子 (出演); 出崎 統 (監督)
ゴルゴ13 劇場版 [DVD] / 瑳川哲朗, 納谷悟朗, 藤田淑子, 武藤礼子 (出演); 出崎 統 (監督)

今まで観る機会はあっても、断片的にしか観てなくて通して観たのは今回が初めて。

ゴルゴ13はやたら強いイメージがあるだろうけど、ピンチになったことがないわけじゃない。
というか全話読んでるわけじゃない俺でも6つ位は生命の危険レベルの回を知ってる。
けど、この映画だと相当なダメージを受けてるシーンがやたら多くて、ハードボイルドというかコブラの方の影響を当事の出崎統が受けてたんじゃないのって感じが強い。あっちが前年の1982年作品だし。

スペースアドベンチャー コブラ 劇場版 [DVD] / 松崎しげる, 榊原良子, 睦五郎 (出演); 出崎統 (監督)

ハードボイルドものの探偵はボコられるのも日常茶飯だし、コブラは異常なタフさと超回復能力がある。
だけど、ゴルゴはルパン同様に結局生身の人間だしねえ。パワードスーツ相手にも勝ってるけど肉弾戦じゃないし。

ゴルゴ13 (Volume124) 装甲兵SDR2 (SPコミックスコンパクト) [コミック] / さいとう・たかを (著); リイド社 (刊)

それとなかなかピンチにならないヒーローものが漫画やアニメだのに一時期大量生産されたが、その結果が逆に強い敵をぶつけることの繰り返しでのインフレでの強化パターンやストーリー破綻で短命化を加速する事にも繋がってた。
だからピンチは必要なんだけど、これは多すぎな感じもした。

だってこれ映画の演出として入れてる映像にせよガラス張りのエレベーターの中にゴルゴが入ったのを外部から確認できるんだったら、エレベーターワイヤー切るなり、ビルごと爆破すれば流石に絶対に助からない。
だからゴルゴはそういう状況に陥らないようにする情報戦や戦略に長けてる存在って設定なんだけどね。

ではあるもののゴルゴや、こち亀の殆どが単話簡潔ってのこそが長期連載の鍵とも思う。

こちら葛飾区亀有公園前派出所 185 (ジャンプコミックス) [コミック] / 秋本 治 (著); 集英社 (刊)

この映画は観ながらそうなんだろうなとは思ってたけど複数の話をやっぱり強引にくっつけてたらしいね。

以下、引用先にネタバレ含む。

>劇場版ゴルゴ13 で「帝王の罠」以外にベースとなった話の簡単な あらすじ を教えてください。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1384246708

作品の内容に戻ると、この映画は1983年当事の3DCGが使われてて、スパコンを使わずにPCを128台つなげてレンダリングしてる映像がある。今観るとゲキド街?って感じの町並みなんだけど仕方ない。

MikuMikuDance でPさんと呼ばれる本 [大型本] / かんなP, ラジP, 極北P, ポンポコP (著); 翔泳社 (刊)

それとCGの使い方が解ってない感じもしたのはストップモーションアニメと組み合わせてる所もあるんだけど、それで可能だったら実写でいいわけで、
現代では尚更に思うのと同じで「CG使う意味ってものがねえだろ」と2D含めてのCGに触れて30年以上の俺から言わせて貰う。

銃をただモデリングして、レンダリングして動かしてオシマイ、じゃなくて、どちらかというと実写では不可能なカメラアングルや光の使い方の方が3DCGの奥義。俺はVRで一眼レフカメラの中に入るって体験もしたことがあるのだが、「絵」である事の意味や「絵」だからこその表現ってものを考えろと。

そういう意味で当事に血しぶきだのを手書きで動画やったりとか大変だよねえって思った。
近年ではレイティング以前にこういう作業が大変な表現はしなくなったなと。

レイティングって言えば劇場版って事で暴力だのエロだのを見たがる視聴者のフィルタリングってのが前提でこういうの作ってるんだろうけど、放送って形に乗せたら不特定多数が閲覧するからネットより制限がかかりそうなものだけど、ネット選挙だの言ったところで結局、政治や法律はマスゴミにだけ甘いんだよなと。
その上で直接表現でないマンガとアニメだけが差別されるってどう考えても異常。

まーハリウッド映画に比べてもそんなたいした感じじゃこれはないけどね。

で、ゴルゴが戦う世界最大の敵ってのが当然の如くアメリカが出てくるんだけど、アメリカ石油王のロックフェラーとマフィアを組み合わせたのがボスキャラ。

ゴルゴ役が瑳川哲朗さんなんだけど、例によって台詞は少ないので、殆ど敵のボスの納谷悟朗さんがメインって言ってもいいような状態。

というか、原作でもゴルゴが殆ど出てこないような回も結構あるけど。


で、ケネディの件とかも演出として出してるんだが

JFK 特別編集版 [DVD] / ケヴィン・コスナー (出演); オリバー・ストーン (監督)

ケネディがマフィアとズブズブだったってことは俺は一般常識だと思ってるんだけど
日本のマスゴミはケネディがそういう人物だったって事にはノータッチで、娘が駐日大使だのの件で有り難がってるとかヤレヤレだな。
アメリカからしても、団塊世代がバブルでズタズタにした日本如きの相手にはその程度でいいって話だろ。

祖父も親父もヤクザだった奴が首相になってアメリカや北朝鮮に売国行為やっても、
暴力団員のガキが知事になって国際的にもマイナスイメージにしか繋がらない売春擁護みたいな発言繰り返しても、
ICPOに国際指名手配されてる奴の娘が番組に出てても平気ですってのが近年の風潮だしな。

「子供は関係ない」って言う奴ら、普通の脳みそで考えれば完全に無関係で済むって方がどうしたって不自然だろ?!
しかも親の地盤なり、シノギでの収入なりの延長上に生活してる訳ジャン。

選挙権持ってても俗物デマゴーグ+ポピュリズムって結果が現状の代議制っていう間接民主主義。

フィクションよりも現実ってものの方が目を覆わんばかりに酷いものだ。

ゴルゴ13 【劇場版】 [DVD] / 瑳川哲朗, 納谷悟朗, 藤田淑子 (出演); さいとうたかを (原著)
ゴルゴ13 【劇場版】 [DVD] / 瑳川哲朗, 納谷悟朗, 藤田淑子 (出演); さいとうたかを (原著)

posted by wolf_howling at 03:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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