2013年10月09日

石ノ森章太郎 マンガ日本経済入門 part1

マンガ 日本経済入門 (Part1) [コミック] / 石ノ森 章太郎, 石森プロ (著); 日本経済新聞社 (刊)
マンガ 日本経済入門 (Part1) [コミック] / 石ノ森 章太郎, 石森プロ (著); ...

1986年の作品ながら歴史は繰り返す事と、政治家と国民に学習能力がない事が良く解る。

商社を舞台にして描くのは為替、売国のポチ外交、円高での空洞化、イラン石化の失敗、そして国債という借金につぐ借金での傾国。

始まりはジャパンバッシングでアメリカ人がデモを行い日本車を破壊している様子から始まるが、
中国の政府ぐるみの日本排斥暴動を思い出さずにいられない。

つまるところ出だしから、アメリカから中国に舞台を変えて同じことが繰り返されている。

日本国内は円高で繊維、鉄鋼、造船の衰退に続き、アメリカの不当な外圧で自動車輸出を規制されたがため、海外に工場移転し、海外の労働力を雇用。国内労組のトップは政治家になる自分の事しか考えず労働者は見殺し。

オイルショックに怯え、中東情勢を碌に知らないまま進出して石油開発で大赤字も、ホメイニの行動はCIAも読めなかったにせよ、イランイラク戦争はアメリカ自身が双方に売った武器で行われていたデキレースで、いいようにバカな日本人はアメリカの利権に振り回されていただけなのが解る。

高橋是清がリフレーション政策として日本で初めて国の借金を始め、国債を日銀が買うっていう今またやってるマッチポンプの禁じ手をやった後、



今度はインフレになるので出口戦略をやった挙句が226でブチ殺された訳で、現在の日銀総裁もまあ色々と歴史ってものから考えたり学んだ方がいい。



そして、この作品読んでも明白だが、中国やアメリカへの売国奴の田中曽根の罪は重すぎるのがよーく解るわ。

というか魁だけあって漫画としての内容は割と面白いし、
何で日本は今こんなになってんの?ってのも割と端的に解り易くなる。

戦後初の国債は2000億円。
1986年の赤字国債は5兆円。
だが現在は年間50兆円の赤字国債。
たまりにたまって来年の4月には借金の総額は1100兆円だぞ!!!
これまで、政治家ってのが財政に対して何も貢献してこなかった証拠だろ!
消費税率を上げたところで、こんなの返せる見込みなんてある訳がない。
そして年俸2000万以上貰ってる国会議員からは歳出側を削減するために自分の給料を下げようなんて話はでねえ。

(私腹を肥やす人間の集まりにならないように古代ギリシャみてえに政治家は名誉職にした方がいいんじゃねえの?ちゃんと国の事を考える人だけが集まりそうだし。)

デフレ政策っていいながら、逆進性を無視し消費税増税。給与は増えないのに所得税を下げず、政治献金という名の贈賄を受けるために企業を優遇して法人税を減税するアベノミクスってあまりにも解り易い金持ちや大企業優遇の悪政。



所詮「おなかイタイ」って仮病で前の総理投げ出した後に、いけしゃあしゃあ戻ってきてる3500円カレー男が一般市民の生活なんか知った事かって話だろ。

経済ってのは自由だし、国が傾けば人はグローバルに逃げ出すのも自由。



中曽根が尻尾をふってたアメリカも現在じゃレーガンやブッシュって戦争キチガイのおかげで財政が深刻化。オバマはTPPも放り出して借金を更に増やそうとした挙句が、国のサービス停止なんてオソマツな状態露呈。元々が刷りすぎて紙ペラのドルの価値は当然の評価がくだる。

それに対抗して円を釣り上げる事が日本政府や日銀にできんのか?
円高を言い訳にして便乗値上げした企業は、円安になっても値段を下げず差益で儲けてるだけだよな!

経済活動をしている賢い人間なら「安くていいものが欲しい」というのはアタリマエ!

安い労働力や資源が海外にあって、ロジスティクスもWebで効率化されてる現在で、
国内通貨や課税だけで物価を一国の政府ごときがコントロールできるとでも思ってんのかバーカ。


というかバカ政治家とバカ役人なんじゃなくて、
弱い立場の人間側に負担が増える事を解ってて私腹を肥やすためにやってるのが売国政治屋と天下り役人。

ホントのバカはそういう連中の言いなりになって投票したり支持する思考停止した奴隷の方。

首相だの大臣だのってのも親戚状態で一部の家族が支配してるのが明白なのに、なーにが民主主義だ。

国を私物化した政治屋と役人自体の既得権益を取り上げない限りは日本の改善はムリ!

いいかげん気づけ!

マンガ日本経済入門〈Part1〉 (日経ビジネス人文庫) [文庫] / 石ノ森 章太郎 (著); 日本経済新聞社 (刊)
マンガ日本経済入門〈Part1〉 (日経ビジネス人文庫) [文庫] / 石ノ森 章太郎 (著)...

posted by wolf_howling at 06:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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