2014年02月10日

地球ドラマチック「ドラゴンは生きていた!?」DRAGON WARS FIRE&FURY(2012)

ディスカバリーチャンネルのアニマルプラネットでドキュメンタリーとしてあたかも人魚が実在するかのような目撃証言や、潜水艦での撮影映像って言い方をしてCGを流すだのの捏造騒動が前にあったが。

>アニマルプラネットのヤラセ番組「人魚伝説〜失われた真実〜」
http://read.seesaa.net/article/368895794.html

米商務省科学部門の一つ国立海洋局が公式サイトに「水棲のヒト型生物が存在するという証拠は見つかっていない」とまで掲示する騒動にまでなってたのな。

>Are mermaids real?
http://oceanservice.noaa.gov/facts/mermaids.html
>No evidence of aquatic humanoids has ever been found.


その問題の時に番組の言い訳として前にやったドラゴンを扱った番組の視聴率も良かっただのってバカな擁護記事意見があったので、じゃあドラゴンの方はどんなのだろうと思ってみてみた。

修道士曰くの火を噴き屋根の上を飛び回るドラゴンってのは比喩だろ!って開始数分でツッコミを俺が入れたとおりに、バイキングの事ってオチ。

内容としてはティアマットに始まり

古代メソポタミアの神話と儀礼 [単行本] / 月本 昭男 (著); 岩波書店 (刊)

ヨハネ黙示録のレッドドラゴン。

レッド・ドラゴン [Blu-ray] / アンソニー・ホプキンス, エドワード・ノートン, レイフ・ファインズ, エミリー・ワトソン, フィリップ・シーモア・ホフマン (出演); ブレット・ラトナー (監督)

ベーオウルフ。

ベーオウルフ 妖怪と竜と英雄の物語―サトクリフ・オリジナル〈7〉 (サトクリフ・オリジナル (7)) [単行本] / ローズマリ サトクリフ (著); Rosemary Sutcliff (原著); 井辻 朱美 (翻訳); 原書房 (刊)

ファフニールとシグルズ。

【Amazon.co.jp限定】いちばん詳しい「北欧神話」がわかる事典  オーディン、フェンリルからカレワラまで 北欧神話・ケルト神話相関図付き (「いちばん詳しい事典」シリーズ) [単行本] / 森瀬 繚 (著); SBクリエイティブ (刊)

ワイバーンと戦ったジョンコニャーズの剣が残っているだのの説明は支配を正当化する理由として使われたと解説。
でも飛龍相手に片刃の鉈みたいな剣使うってのもどうなの?(苦笑)

ハルバードやスピアの説明もしてるけど、相手が飛んでて火を吐いてるんなら、木の盾を鉄製にしたって問題解決につながらねえだろ。

スマウグみたいに飛び道具じゃねえと倒せっこねえんじゃねえ?

ホビット 思いがけない冒険 [DVD] / イアン・マッケラン, マーティン・フリーマン, リチャード・アーミティッジ, ケイト・ブランシェット, アンディ・サーキス (出演); ピーター・ジャクソン (監督)

こういうので尚更に思うのがD&Dがフィギュア将棋になり下がった上に、ドラゴンはわざわざ地上に降りてファイターの剣との勝負に付き合ってあげる必要性は全く説得力がないだろと。
ドラゴンって人間よりも高等生物で知能も高い筈なんですけどウィザーズ・オブ・ザ・コーストはイマジネーションで済んだことをわざわざゲームを複雑にしただけで更に非合理面側が逆に浮き彫りになっただけ。
ルール狂信者のヲタクが劣化版を有難がって、キャズムの向こうからそっぽ向かれて失速するという典型的なマーケティング先細りの衰退例。

ダンジョンズ&ドラゴンズ ーミスタラ英雄戦記ー / カプコン

話を番組に戻すと聖ゲオルギウスから、ロードス島のドラゴンとヨハネ騎士団のドラゴンスレイヤーへってキリスト教がドラゴンを布教に利用したって当然の流れで終了。

で、このヨハネ騎士団のドラゴンスレイヤーの邦訳発音が話者によって、ド・コゾンなのかド・ゴゾンなのかト・ゴゾンなのかドン・コゾンなのかよく聞き取れない酷い状態で、何て言ってるんだよ!?って事でググっても日本語範囲じゃ何ともならず、「dragon slayer Knights Hospitaller」でググって以下を発見。

>“The Dragon-Slayer” Knight of Rhodes
http://nobility.org/2013/02/28/the-dragon-slayer-knight-of-rhodes/

>Dieudonné de Gozon, slew a dragon

って書いてあった。de Gozonの英語読みを日本語カタカナにするとド・ゴゾンかな。

さて、この番組の総括だけど神話や抒情詩、歴史を紹介してるだけでCGも人魚の時のような実写合成ではなく、人間も全部CGでゲーム画面みたいなベタなやつ。神話や抒情詩が嘘なのと普通は解るのと同様に、コレを捏造とは言われないだろう。

つまるところ、これと人魚の捏造ヤラセ番組を同列にみるのにはあまりにも無理がありすぎる。

テレビで放送してるから、ナショナルジオグラフィックだからだのってマスゴミ情報を鵜呑みにするのではなく、複数の情報源からちゃんと情報を集めて矛盾を察知したり裏をとったりするって事で情報というのは受け取るべきもの。
脊髄反射でリツイートして拡散するとスパムを撒き散らしたバカな歌手だのタレントと同レベルの脳味噌って事になる。

戦争とフォト・ジャーナリズム (岩波フォト・ドキュメンタリー世界の戦場から 別) [単行本] / 広河 隆一 (編集); 岩波書店 (刊)
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posted by wolf_howling at 00:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | ノンフィクション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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