2017年08月17日

アラビアンナイト〈7〉 (講談社 青い鳥文庫)

アラビアンナイト〈7〉 (講談社 青い鳥文庫)
アラビアンナイト〈7〉 (講談社 青い鳥文庫)


「ソロモンのつぼ」
「ライオンと大工の話」
「ペテン師の話」短編3話
「二人の男」
「カマル=ザマーン王子とブドゥル姫」
「バグダッドの幽霊屋敷」


「ソロモンのつぼ」はセンスオブワンダーな冒険旅行譚で良い!
この話の挿絵は天野喜孝が色々なタッチを試そうとしてる感じがある。

しかし、もうこの後は扉からして酷い!

「二人の男」の絵は多分に、やや先に描いたであろう線数だけど、後は筆での描き殴りみたいな酷さ!

作品って描いて金貰ってでオシマイって感覚に数こなしてればなるだろうけど、今日日なら紙だけで管理してた時代と違って風化しないでこのクオリティのものが永劫にのこるからな!

というか、シリーズ終了の最終巻で「やる気でねえ」みたいな事もあったかもしれないけど、それにしても酷い。

この本がでたのが92年で、訳者っていいながら脚色だらけの内容書いてた人が93年に死んでるんでこれで、このシリーズはしまい。

http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062854238
>1948〜1993年

2002年以降の上下巻はピックアップして纏めなおしただけのものだし。
しかもこれまで何度も書いたが
アリババも、アラジンも、シンドバッドも
アラビアンナイトじゃねえだろって。


講談社、全く編集って機能してねえな。

アラジンと魔法のランプほか―新編アラビアンナイト〈上〉 (講談社青い鳥文庫)
アラジンと魔法のランプほか―新編アラビアンナイト〈上〉 (講談社青い鳥文庫)

新編アラビアンナイト〈下〉船乗りシンドバードの冒険ほか (講談社青い鳥文庫)
新編アラビアンナイト〈下〉船乗りシンドバードの冒険ほか (講談社青い鳥文庫)

そも作者の書き方が変なのは「カマル=ザマーン王子とブドゥル姫」って話でも判るし、編集者が仕事をしてないのも判る。

節のタイトルに「魔女神」って言葉使ってるし。
魔女や女神って言葉はあるけど「魔女神」なんて言葉は無いし、
魔神ジンの女性系ジンニヤーやジーニーなら「女魔神」だろ!
そういう方の常識もないし。



だけど、この最終巻を出して亡くなられる前に「みどりの文庫 アラビア物語」という全4冊書いてるので、続きとしてそっち読むかと。

アラビア物語〈1〉みどりの文庫 (講談社 青い鳥文庫)
アラビア物語〈1〉みどりの文庫 (講談社 青い鳥文庫)

posted by wolf_howling at 02:52 | Comment(0) | 児童書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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