2017年12月07日

マンガでわかる統計学 回帰分析編

マンガでわかる統計学 回帰分析編
マンガでわかる統計学 回帰分析編

因子分析の方と同じで行列や微分の知識は必要だけど、

マンガでわかる統計学 因子分析編
マンガでわかる統計学 因子分析編

1冊目で圧倒的に不足していた「何故そうなるのか」の説明にページ数を割いている改善を行った事は解る。

マンガでわかる統計学
マンガでわかる統計学

とはいえ、マンガとしては相当に微妙なバランスに。
解法は省略しまくりで、結果数値がそうなってるってだけを毎度繰り返してるし。
マンガで概要解説するのではなく、数式処理も含めてるので、かえって解り難い。
しかもPC使わないと算出ムリって話をマンガの中でもしてるのなら、マンガの中で何度も繰り返される手計算で苦労している描写とか完全に無駄じゃねえ?
概要をざっくりつかむために流れだけを一度おっかけつつ、キャラが面倒にしてる所や数式がマンガの中にベタって貼ってあるようなコマとかで判断して数字の細かい所は読み飛ばせるのでマンガってそういう意味でも便利だねとも思うけど。

マンガ内容としてだけどキャラを変えたり、ギャグテイストをやめてラブコメにする必要ってあったのかなーってのが一番…。
3作目で1作目のキャラが戻ってきてる理由って三部作というよりも不人気だったんじゃねえの?
人気不人気もキャラの好き嫌いも個人の好みでしかないけど、ギャグで引っ張る力があった1作目に比べると
差別化の為だか大幅変更した事によって、マンガ家側の持ち味が死んじゃってる気がする。
ラブコメやってみたい!って送り手の好みと、読者ニーズにギャップがあるように感じる。

これ、「マンガでわかる」的な解説の運び方は俺的にはそんなに悪く感じなかったので、キャラを入れ替えただけでもっと売れたんじゃないかと勿体なく思う。
このシリーズの新しい作品ほどマンガ側の編プロをトレンドプロからウェルテに変えてるのも何か事情あるの?とかまで思ったり。

で、マンガ内での解説でもあるけど、回帰分析って技法としてはそうでも、
目的変数と説明変数が関連してると判断するのは「人間の主観でしかない」し、
95%信頼区間や信憑性にしたってそうだろと。
寄与率0.5以上にしたってそうだ。

重回帰の総当たりって言っても、
「暑い日にはアイスコーヒーが売れそうだ」との仮説は立てられても
「売れなかった側の理由とセット」なのが現実世界というものだ。
それは暑すぎて外出が控えられたので喫茶店に来なかったのかもしれないし、
飲料メーカーが安い新製品を出したので顧客と払う金を其方に奪われたのかもしれない。
ビッグデータだろうが所詮「無い袖はふれない」のだ。
総当たりって言っても競合が大っぴらに内部データをくれる訳もない。

しかも「天気予報で明日の気温は何度だから、アイスコーヒーがこれだけ出そう」って妄想やった所で、
天気予報自体が「データを貯めようが相手が地球レベルの複雑系が相手では意味ない」って事の証明を日々やってるみてえなもんだからな。
波の上に塔を建てればグラグラ揺れるのはアタリマエ。
憶測の上に憶測を重ねても精度は下がるだけだよね?
「明日天気になーれ」って歯がついてて其方が重いゲタで天気占いやれば、年間3分の1は雨降ってる日本って国とざっくりな確率バランスが合いますみたいな話と同じレベルじゃね?
人間ごときに解るのは「気象衛星などでとらえた写真で見て雨雲がある所の下では雨が降りやすい」って事にすぎねえわけで。

阪神淡路大震災や東日本大震災の実害みて、なんにも意味ない事が証明されたので、やっとこ地震予知なんで占いをやめたけど、これまでドブに捨ててきた血税の判断責任を政治屋含めて弁償すべきだろ。

>地震は予知できない?防災対策なぜ大転換|NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2017_1010.html

地震に対しては早めに揺れた事を検知して、それを高速で伝えて対応を各自がする。
結局それしか人間にはできねえんだよ!

♪こんなこといいな! が人間の理想だろうが、現実とは違う。
科学は万能ではなくて、できない事の側も数多く証明してきてるっての。

人間の主観ていう気分の問題について、
お次はベイジアンの出番ってつもりなわけでもあるんだろうけどねえ。

マンガでわかるベイズ統計学
マンガでわかるベイズ統計学

posted by wolf_howling at 11:53 | Comment(0) | マンガ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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