一方で知識や情報の有無は1or0の絶対的なもので
「秘密」を知っていれば、凄い差別化に繋がるなんてのは、原始の頃から当然なんだけど。
>「グーグルで探せない生情報が見つかる」--テクノラティを開発した理由
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20084953,00.htm
この「ロングテール」がコアな情報って事だが、
その中での重要度をどうつけるのか?
>テールが長くなれば長くなるほど、ユーザーはテールのどの部分が自分の好みに合うのか探しにくくなる。そこで役に立つのが、自分と趣味の合う人が発信するブログ情報というわけだ。
とは言うものの、テクノラティ自体は記事の説明では問題に何の解決策も提言できていない。
>ブログ記事が投稿されてから平均して約7分後にはTechnoratiで検索可能となる
とか、下記記事の説明からしても、ブログの普及についてとリアルタイムに対する拘りがメインだ。
>ブログ検索「Technorati.jp」が正式サービス、ブログ検索の標準を目指す
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/07/01/8249.html
果たして、Blogに特化した検索で、というか逆を言えば、
Blogから検索すれば、コアな情報のパーソナライズは果たして可能なのだろうか?
Blogだから濃い情報が載っている??
日本の場合は個人の日記サイトが殆どの使われ方で、たわいも無いことが殆どでは?
とてもではないが、更にその中から絞り込まなければ有用な情報は拾えないし、
有用な情報(もしくは多くの人間が興味のあること)は多くのTBをつけられるから、リンクでのSEO効果同様な反応なのでググっても大差無いのでは?
リアルタイムに重点を置く事は、吉と出るか、凶と出るか。
記事にも書かれているが、Blogが送り出してくるPingやRSSやAtomをリアルタイムに拾って反応する?
恐ろしい負荷がかかることが目に見えてるんですけど・・・
しかも 情報が早い = 皆にまだ知られていない ということは、
即時性のメリットも確かに情報にはあるが、
それは裏づけの面で「噂」や「スポーツ新聞的煽り記事」の域を出ないものをどうやったら区別ができるのだろうか?
「はてな」では、回答は早い者勝ちに開けて貰える。
いいかげんな事をはてなで即時に書き込み、均等配分のポイント目当てで、自分が詳しい事でもないものをgooの辞書で検索しただけで書き込んだ人間が問題になり、
コミュニティー的な突き上げを食らって、「今月から回答に参加しない」と自己宣言する自体にまで追い詰められていた。
ある程度時間をかけて裏をとらないで、スピード勝負だけの検索なら、お手つきで同様の事故が起きる可能性もあるだろう。
スパムブログについて、責任所在についても書かれているが、
捨てハンで、話題になりそうな広告記事を書いてPV稼いだ後、サイト潰してドロンするなんて事簡単じゃないの?
しかも、個人的な趣味のマイニングはどうするのだろう?
Googleが検索履歴を個人毎にとる事によってマイニングしようとしたが、
当然下記の問題点が挙がって来る。
>『Google』の検索履歴サービス、プライバシーに懸念も
http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20050422103.html
既存のサーチエンジンもデータマイニングやエンジンダンスで様々なチューニングをしている発展途上のものだが、当然現在も発展中だ。
>「一番のリスクは大手検索エンジンが参入することだが、構造が違うので今までの検索エンジンを使うのは難しいだろう」との見通し
そうだろうか?
複数の検索エンジンを実装しているサービスはinfoseekやLivedoorにも見られるし、
欲しい情報や、使い手のレベルによってエンジンって切り替えて使われるものでは?
と、ツッコミ所満載。
別にBlog検索するだけなら別に「未来検索」がとっくにあったし。
アンテナとかで情報かき集めてる人間の方が、パーソナライズも速度での利点もある。
コンセプトの信憑性が微妙。
既存の競合とのコンセプトでの差別化も不明瞭。
どうなんでしょ?この企画自体?
一方でGoogleのパーソナライズ手法にもプライバシー問題とか除いて技術的な疑問が。
>「米Google、本格的なパーソナライズドサーチのベータテストを開始」
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/06/29/8195.html
>「Google、画像検索に履歴保存機能を追加」
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/07/04/8255.html
これ、履歴を中心にするって事で「デメリット」あるんじゃない?
知らない事を知ることによって知識が増える訳だよね?
既に現在自分に起きている体験上の事だが、
とある事柄の関連情報を探そうとググったら、
「自分のBlog」にぶち当たる機会が増えてきた(苦笑
コレと同様に履歴などでパーソナライズして絞り込む事によって、
ちょっと脇へ逸れて別の切り口の関連情報から見識を広げると言う事に対しては明らかにデメリットだ。
世の中の事はユークリッド幾何の如くスマートに単純には行かない。
「答えがない事」が「答え」だったりするものだ。
だから、誰かさんの1or0的なBit的判断は実は数字の上の事に過ぎないというのが、よく伝わってくる。
>次世代検索は「ユーザーの求める“答え”を直接表示」--ビル・ゲイツ氏
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20084815,00.htm
自然文検索にしろ、「キーワードが設定できる」条件には、「既知の何らかの知識」が無くては不可能だ。
それならば、「知らない事」には「永遠にたどり着けない」のが検索になってしまう!!
だから、ディレクトリへの分類や、Q&A形式の「人力検索」的なボランタリ的リソースとかが、やはり必要なのだ。
セマンティックに技術だけで全てを解決しようというエンジニアタイプの人間が陥っているパラダイムの罠を見ている思いだ。
人的要素というので想起したのが下記の記事。
>「「寂しい」という検索語で結び付く人々」
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20050701205.html
サーチエンジンに「愛」や「友情」を求めるという行為は、私には想像もつかなかったので相当驚いた。
検索という行為は自分の知識を増やす為のものというのが、私の使い方だったのだが、
コミュニティーに対して、自分の情報を発信する切欠に繋がるものなのかと。
でも、子供たちが悩んで、SOSしている信号とかが検索窓に伝わってたりもしそうで、考えさせられる。
逆に人間の方にはその信号がいってない可能性がその場合は多いのではとか考えてしまう。
子供用の検索エンジンとかって、IP抜いたりとかはプライバシ的に問題あるにしろ、
マーケを盾にとってどうせログ集めたりしてるんだから、
こういう信号を受け止めてあげる窓口とかを創設してみては??
って、サーチエンジン持ってる団体には所詮、囲い込みのターゲットにしか見えてないだろうから、NPOだの、ボランタリベースでそういう子供用サーチエンジンとか作ってもいいかもね。
子供相談室とかも、放送されているのでなければ、もっと直接深い所を色々聞きたい子供の方が多いんじゃないかネェ。
何しろ親や教師からも子供を守らなければいけないケースも見れるんで・・・

