
無法島 1 (ヤングアニマルコミックス) - 森恒二
森恒二の『自殺島』の時系列的には前の話。

自殺島 1 (ジェッツコミックス) - 森恒二
サバイバルものの描写が多い『自殺島』よりもバトル側にフォーカスしている内容。
でもヴィランの切替タイミングがもう少し早くしておけばラストに駆け足をしなくて済んだだろうに。
というか、ボス敵をどんどん切り替えて行かないとバトルものは単調になってしまうので読者が飽きる。
『自殺島』の主人公セイはアーチャーだったけど、本作のカイトは野球経験を活かした投石。
そして本作ヒロインの美空は剣道での白兵戦で、カイトの遠距離射撃でのアシストと連携ができる戦闘スタイル。
ではあるものの、敵は基本的に集団戦法を使ってくるだけなので、バトルとしての奥行きがなく早々にパターン化して行き詰ってしまっている。
ホーリーランドみたいに、もっと様々な闘法や武器術を出せばよかったのに。

ホーリーランド 1 (ジェッツコミックス) - 森恒二
でもそうすると投石&素手で殴るフィジカル頼みの主人公は早々にやられて脱落しないと不自然になっちゃうよな。
だって射撃なら練習は必用でもスリング(投石器)とかアトラトル(投槍器)の方が威力や殺傷力は高いし。
多分に『創世のタイガ』では主人公のタイガが総合格闘技経験者な上に二刀流で、ヒロインのティアリがアーチャーな設定の逆にしてみたのだろう。だが、現代で習得できる闘法設定を自然にしようとしたんだろうけど、集団戦闘のように話が広がらない環境設定では不向きだったね。

創世のタイガ 13 (ヤングアニマルコミックス) - 森恒二
『自殺島』で追加キャラ方式で大所帯になってしまったのの逆張りのようなこじんまりしたレギュラーキャラ規模だったせいもあって、話が広がらなかった。
まあ、三浦建太郎が読みたがってタイトルまでつけた「創世のタイガ」の方に集中したかったのかもしれないけど。
>「森と三浦で漫画を描いてた、ということを残したい」―森恒二が三浦建太郎と最後に作った作品を語るインタビュー〈後編〉
https://ddnavi.com/article/d1184658/a/
三浦建太郎や栗本薫みたいにグダグダと引っ張って連載してると他界した挙句に他の人達に未完作品の続きを書かせるみたいな有様にもなるしな。

ベルセルク 43 (ヤングアニマルコミックス) - 三浦建太郎, スタジオ我画, 森恒二(監修)
コレは6冊だからコンパクトに読める近未来ドラマものとも言えるけど。

グイン・サーガ150 ミロクの手 (ハヤカワ文庫JA) - 五代 ゆう, 天狼プロダクション

無法島 6 (ヤングアニマルコミックス) - 森恒二

