
拳奴死闘伝セスタス 12 (ヤングアニマルコミックス) - 技来静也
俺が拳闘暗黒伝時代のセスタスが連載されてたのを眺めてたのは、古代ローマ時代までは遡らないものの数十年前の話だ。
>拳闘暗黒伝セスタス(1)
http://read.seesaa.net/article/418542832.html

拳闘暗黒伝セスタス 1 (ヤングアニマルコミックス) - 技来静也
まだエアマスターもグダグダ展開で連載されてたw

エアマスター 28 (ジェッツコミックス) - 柴田ヨクサル
当時というか開始してた頃から絵は下手ではないけど、物語が陰鬱な死をかけたスポ根ものってだけで、面白いマンガの部類には入らない上に、これまた白泉社の悪い編集方針でかズルズルと引き伸ばした物語展開の挙句で長期休載。
そのままスルーしてたので復帰したのを10年以上前の無料キャンペーンで知った位。
>拳奴死闘伝セスタス(1)
http://read.seesaa.net/article/418541876.html

拳奴死闘伝セスタス 1 (ジェッツコミックス) - 技来静也
そして数年前にアニメ化された「セスタス -The Roman Fighter-」も観たけどさ、その時に思ったのが、端折ってる箇所はまあそれなりだけど、
映像化すればこれっぽっちの話数で足りる事をマンガで表現するのに何年かかってんの??って呆れ。
そしてヤングアニマルWebでキャッチアップしてみれば、グラップラー刃牙が始まったのが1991年なのにプロのマンガ家が、まだ読んでないの?って位に盛り上がらないトーナメントやってる。

グラップラー刃牙 1 (少年チャンピオン・コミックス) - 板垣恵介
俺の勝者予想は全部順当勝ちどころか、ここでバックナックルだすので一時ピンチになるけど、持ち直すとか戦法含める展開まで俺にとってはバレバレ。
というかこれまでのドラマについてもピンチや不快なシーン含め、全部が順当。意外性はゼロなので、物語として感動したり感心したりが皆無。
加えてスポーツという約束事のある狭い範囲でしか通用しない技術でしかない拳闘やパンクラチオンに肩入れしすぎて、
殺法を含む武術、武器術、テロ技法を舐めてる。
相手をただ酷い目にあわせるのなら、火をかけても、毒を浴びせてもOKなんだよ。
社会的生物である人間は「ルールを守る練習をする」。自民党や維新のクズ政治屋どもと違って。
其れ湯rにルール内でのスポーツに慣れてしまうと、ルール無用のやり口にはかえって隙ができるように訓練を繰り返してしまうことになる。
逆に「刃牙らへん」で板垣恵介が着目しているのは総合格闘技ではルール違反になることを使ってのケンカだ。
ジャックハンマーの噛みつきがそうだし、

刃牙らへん 2 (少年チャンピオン・コミックス) - 板垣恵介
花山薫ほどの握撃ではないにせよ「抓る(つねる)」というのはMMAでは反則だ。実際のケンカや殺し合いで相手と取っ組み合った時に「つねり」の痛みを耐えられる人間はそうはいないので有益なのだ。

刃牙らへん 5 (少年チャンピオン・コミックス) - 板垣恵介
スポーツ格闘において急所攻撃といえば目突き、金的だが、一方で金的OKルールで対処方法を体得しておくのが常識な武術も多い。
競技で金的アリなのは日本の少林寺拳法、日本拳法、躰道。
空道は体格差がある時のみOK。
試合はないがジークンドーなども金的OK前提で対処方法を含めて半身構えから習う。
まあ現代において、相手の関節の上を攻撃して骨折をさせる技法を教えて練習とかをさせてる奴がいたら軍隊格闘技だろうと思う位には、ルール無用の殺し合いをしてる兵隊に対して、スポーツ選手の強さを誇張しすぎてんだよ。
スポーツ的な事については所詮マンガであろうと理に適う事は意識してるんだろう。だから順当な展開しかない。
でも、武器術や兵の怖さを描いてる回は剣闘士集団が出てきてる所位だし、カウンターテロにスポーツ技法が役立つとかはそもそもない。
陸上競技選手の走法にしたってトラックの上で行う事が前提であって、舗装された道路ならまだしも、山岳を駆け抜ける技術とは全然別物。
技や道具には適した用途用法がある。
「終われよ一歩」こと「はじめの一歩」もグダグダだけど、

はじめの一歩(145) (週刊少年マガジンコミックス) - 森川ジョージ
選手の安全を考慮するようになっていったボクシングというスポーツが好きなのは自由なのが当然なんだけど、
そこいらのサラリーマンも柔術や総合格闘技を趣味で習ってる時代の娯楽コンテンツとして、テーマに置き続けるのは読者を含めた「時代の流れ」から取り残され過ぎだろうと思う。さっさと綺麗に終わっておけばよかったのに。
で、ネロの時代を設定した作品だって溢れかえってるし、着地は何らかの形で和解するってのも見えてる。
安彦良和の「我が名はネロ」は掲載雑誌が早々に廃刊になったにせよ、元々意図してたであろうラストもクソすぎるけどな。

我が名はネロ 1 (文春デジタル漫画館) - 安彦 良和
安彦良和マンガってアリオンもヴィナス戦記もナムジも読んでるけど、

アリオン1 (中公文庫) - 安彦良和

ヴィナス戦記 (1) (NORAコミックス) - 安彦 良和

ナムジ: 大国主 (1) (中公文庫 コミック版 や 3-5 古事記 巻之1) - 安彦 良和
ジオリジン以外は物語が陰鬱でつまらないから大ヒットもないんだろうと思う。

フルカラー版 機動戦士ガンダムTHE ORIGIN(1) (角川コミックス・エース) - 安彦 良和, 大河原 邦男, 矢立肇・富野由悠季
結局、読者はイイハナシをサクッと読みたいのであって、クソ忙しい人生の中で陰鬱なドラマに付き合ってる時間なんてねえんだよ!
その流れをアドニスで覆そうという魂胆まで読めるんだけど、古代ローマ時代のチャラ男はこんなもんじゃねえだろ。
しかも組織内に席を置いてるということは出世狙いなの?言動と矛盾しすぎてねえか?とか、そういうレベルからの無理な軌道修正まで鼻につくんだよな。
まあ編集含め、こういう客観的なアドバイスもなく、良いブレインや参謀がいないマンガ制作環境なんだろうなとも思う。

拳奴死闘伝セスタス 11 (ヤングアニマルコミックス) - 技来静也

